2020.10.28 大観山
先日いろは坂に行って、栃木県日光の山々を楽しんできました。神奈川県箱根の山々はどうかなと見てみたいと思って出かけてみました
前日自転車をチェックすると前輪の空気がすっかり抜けきっていました。一度入れてみると入りはするのですが、30分ほどでけっこう抜けていました
チューブレス化していたのですが、シーラントが少なくなって圧を保てなくなってしまったようです。そこで21時を越えていましたがチューブ化することにしました
チューブを入れようとしたところ、1本目はかるく膨らましたところ破裂してしまいました。タイヤに入れていない状態で空気入れを使用したところ、破裂しました。この状態だと破裂しやすいみたいです。夜の住宅街に大きな音が響きました
なんとか2本目はスムーズに入り、準備が終わりました。メカトラブルもあったので、輪行装備もしました。睡眠時間が少なくなりましたがはやく布団に入りました
出発は4時30分、日の出が遅くなり、暗く寒くなってきます。湘南に出てもまだ薄暗く、三浦半島のシルエットが幻想的に見えました
江ノ島を越えると日が出てきて、一気に気温が上がります。町が起きはじめ、交通量も増え、放射熱で暑さを覚え始めます。でもストップした時は一気に冷えるので、少し厚着したことをよかったと思います
一休みでおにぎり食べました
そして湯河原に到着。自らが入れたチューブも問題なくここからヒルクライムをスタートします。やはり駅に近いところは風光明媚でとても美しいです
椿ラインの始まりは秋の準備をしているようでした。まだまだ力強い緑葉の中に所々季節の訪れを感じる佇まいでした
ヒルクライム中は暑く、長袖ジャージを脱ぎたくなります。ただ木陰や多少スピードに乗ったときは寒く感じるので手離せません
標高も800mを越えると木々の色づきも変わり、秋の訪れを知らせてくれます。先日行った日光の方が周囲の山が高く、圧倒されるような迫力がありました。そして湿度も低く、遠くまでよく見渡せました
山のちがい、自然の理など知りませんでしたが、自転車と出会ってそれを教えてもらいました
もうひとつ教えてもらったのは自然の美しさです。椿ラインに何度も足を運ぶのは鍛練もありますが、富士山の見えるこの景色に出会うだめです
何回も来ましたがなかなか天候に恵まれず、富士山が拝めることは2回しかありませんでした
北関東の迫りくるような迫力の山もすてきですが、富士山の臨める箱根の山もすてきです
展望台には平日のお昼時にも関わらずたくさんの人で賑わっていました。箱根湯本に抜けるまで渋滞が起こるかもしれないと思い、ダウンヒルの仕度を整え下りました。下り道では富士山を眺めながら進みます
山頂の気温は11時で13℃、ダウンヒルはしっかりとウェアを用意しないと大変なことになります。
芦ノ湖で一休み、ここもたくさんの人がいました。少しずつ日常が戻ってきているのかもしれません
その後は箱根湯本を過ぎ、小田原のサイクルショップみついさんに寄りました。素人のタイヤのはめかたで大丈夫か見てもらうためです。鴨宮駅のそばにあり、ご親切に見てもらいました
問題なしとのことで安心して134号線に向かいます。帰り道は曇っていて少し寒く感じるほどでした。なんとか明るいうちに帰ることができました
チューブ交換したという不安もありましたが無事に帰れてよかったです。大観山に行って最高の眺望に出会えたのもまたよかったです
大切な思い出がまたひとつ増えました