すみおのはじめてのロードバイク日記

40近い運動不足男性の、ロードバイクはじめて日記です

2022.03.16 西伊豆スカイライン

天城路さんでしっかり休んで体力を回復しました


この日の宿泊者は私だけで、ひとり占めでした
雰囲気もよく、すてきなお宿で近いうちにまた利用したいと思います




そして今回の旅のクライマックス、西伊豆スカイラインへ
標高1000m近くへいっきに駆け上がります!






嘘です、表現の一環で、本当はじりじりと進んで行きます
それでも、だんだんと見晴らしが良くなり快適な道を進みます
ところどころ駿河湾とうっすら富士山が見えて、絶景スポットを味わうことができました
リピーターが多い人気スポットであることが頷けます




頂上付近では浮世絵のように富士山が見えました
残念ながらカメラに収めることは難しかったですが、自分にしかにしか見えなかった特別な富士山だったと思うことにしました


西伊豆スカイラインは元々有料自動車道でしたのでしっかり整備され、しかも交通量も少ない道路です。ダウンヒルも安全で心地よく下りられました


途中達磨山レストハウスで一休み
持ってきたアウターは使わずにすみました



西伊豆スカイラインを下りると、修善寺の観光地が出迎えてくれます


ちょうどおなかが空いていたので、目に入ったおそば屋さん、なゝ番へ
 1番乗りだったので、すぐに席に案内してもらい食事にありつけました


おすすめメニューの禅寺そばは本当にお勧めです
おそば自体が美味しいのもありますが、ボリュームたっぷりの山菜は、お腹を満たしてくれてもヘルシーで助かりました



特に気に入ったのはわさびでした
本わさびは辛くなく、風味で満たしてくれて初めての味わいでした
すりおろし用のわさびは、持ち帰り可能です。家でも楽しみたく、おみやげにしました



お会計となったころにはお店は満席、店外にも列ができていました
あとで調べるととても人気店で、待ち時間は当たり前のようです


最高のロケーションと最高の食事、最高のおみやげと、とても楽しい1泊2日の旅になりました



といくはずもなく、ここからが最大の難関になります
昨日通った亀石峠は急勾配が続くので、この日は避けて通りたいと別ルートを探しました。スマホを何度も確認しながら進むのでいつもより時間がかかります


伊豆半島の内陸は穏やかな平地が続き、のどかな風景に癒やされながら、熱海を目指します




韮山反射炉というのをきいた覚えがあり、立ち寄ってみました。自然だけではなく、人の歴史も感じる道になります



韮山を過ぎて函南に入るとヒルクライムが始まります。そして避けたはずの亀石峠と同じくらいの急勾配が待っていました
1000mの西伊豆スカイラインを越えたあとには、つらい仕打ちでした


なにも考えたくなかったので、しりとりをしてみました


ルール→ルーブル→ルシフェル→ルル


性格の悪さが災いし、自分をる攻めするという不毛なことになったので、すぐにやめました


山道なのにけっこう交通量があります
名のある峠なのかと思い、野良仕事をする男性に声をかけて聞いてみると衝撃の答えが


「ここは峠じゃないよ、住宅地だもの」


標高400m、勾配は10%を超える坂道なのに、住宅地とは、伊豆半島のおそろしさを知ることになりました
あとでわかったことですが、西熱海は別荘地で有名で、多くの人が住んでいるそうです。そのために交通量も多かったようです
住宅地を峠と呼んでしまい、申し訳ないことをしました


やがて大きな道、熱函道路に出ましたが、アップダウンは続き、最大の後悔となる鷹ノ巣山トンネルが現れました
全長1268mと長いトンネルで、しかも歩道は凸凹して走行できません
迂回路も見あたらなかったので、とにかく慎重に進みました
交通量が少なかったのが助かりましたが、絶対通らない方がいい道です


やがて熱海へ到着、おみやげを買ってラストスパートに臨みます



熱海から根府川まで、多少のアップダウンはありますが、伊豆半島の本気を知ったあとなら、
5%以下の坂道はすべて下り坂だ
と、自己暗示をかけることにより、あっという間に小田原まできました(材木座の坂道で解ける)そのあとは自己暗示のおかげか、すんなり帰宅できました


少し困ったこともありましたが、泊まった宿も、西伊豆スカイラインも、食事も、伊豆ののどかな里山も、とても愛おしい思い出になりました


https://youtu.be/_4EILJM0Ax4

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