2020.04.20 ヤビツ峠
前日はここ数年に1度の大雨で大変な天気でしたが、報道で見る限りは大きな災害もなくすんだようです
ただ勤務先の店舗が停電に見舞われ、営業できず、早退となりました
こんなことは初めてでとても驚きました
そんなわけで14時には帰宅し、翌日の公休に備えることができました。しかも19日はたいへんな晴天に恵まれるようなので、久しぶりにロングライドを計画しました
現状では極端なロングライドはできないので、場所を考えます
輪行や千葉県は電車、フェリーを使うのでやめます
あまりに遠いところでは補給や休憩のために、会話や食事をするかもしれないので、これもやめます
そんな中、比較的100kmを越えて走り応えのある場所はヤビツ峠かと思い、目的地を決めました
事故にあわない、おこさないためにリアライト3つ、反射ベスト着用と安全対策をしました
コンビニなどを利用しないように補給食はしっかり用意
公園で休憩などの際、手が触れたらウエットティッシュで手を拭く
やむを得ない会話のためにマスクも持って出かけました
昨日までの強風、大雨が嘘のように快晴となりました
気温もぐんぐんあがって体を温めてくれます
5時に出発しましたが、溢れでる朝日で視界は良好です
渚橋からきれいに富士山と江ノ島が見えます
多少風は強いものの順調に平塚市内を通り、秦野市へ到着
ヤビツ峠は名古木交差点から始まる10kmほどの坂道になります
序盤は急勾配の住宅街の坂道となり、ここが一番つらいです
蓑毛バス停ロータリーが休憩ポイントになります
トイレも自動販売機もあり、体を休めるのにちょうどよくなります
思ったより厚着できてしまったので、上着を脱いでサイクルバッグにしまいます
コンビニには寄らないのでここで飲料を買います
ここからは比較的勾配が緩やかになり、進みやすくなります
住宅もなくなり、周囲を静かな森が包んでいきます
きれいに澄んで、ひんやりとした空気が癒してくれます
昨日の大雨で路面状況を心配しましたが、特に問題ありませんでした
1車線なので車、バイク、バスに注意して進みます。暑くても持ってきた反射ベストが心強いです
日曜日のせいかいつもより車やバイクが多く感じます
ヤビツ峠、2つめの休憩ポイント、菜の花展望台に到着しました
自販機はないもののトイレやベンチもあり、休憩にもってこいです
開けた展望台からは秦野市と相模湾、遠くには三浦半島も見渡せます。とても開放的で満ち足りた気持ちにさせてくれます
無料駐車場も解放されているので、バイク、車の人も多くいます
が、この日は多すぎました。駐車場に停められない車が車道に溢れていました
いつもは自分以外に1人、2人いたらいいくらいなのに数えきれないくらいの人がいました
中にはワゴン車にロードバイクを積み込んで来た5人くらいのグループもいました。大きな声で集まって談笑していました
気を遣って完全なソロライドを目指していたので、こういった方々には驚かされました
他にもグループでいらっしゃる方々はいて、密集、密接を避けるとは?と疑問に感じました
それはともかくあとは3kmほど、最後の補給食を口に入れ、サドルに跨がります
ここから先も先日の大雨の影響もなく、走りやすい道が続きました
そして頂に到着
ここは関東圏内のバイク、自転車乗りの聖地で多くの人が訪れます
このまま宮ヶ瀬湖まで下りたいのですが、昨年の台風以降未だ通行止めが解除されていません
なので来た道を下ります
スピードがでやすいので、とにかく気をつけます
いつもよりバイク、車が多く感じました
あとは地元横須賀に帰るのみとなります
海沿い、所謂湘南を通るのですが、ここも人で溢れかえっていました
歩道を埋め尽くすくらい人が密集していました
砂浜や公園も多くの人で賑わっていました
そして交通量も多く、気を遣いながら進むこととなります
どんなに換気がよくても密集、密接したら意味がないと思われます
普段なら賑やかな様子を見れば微笑ましく感じますが、このときは恐怖を感じました
おそらく東京、横浜の都市の店舗が休業中のため、観光地に人が集まっているのでしょうが、これでは緊急事態宣言の意味をなさないですよね
そこで我に返ると「気を遣っています」とは云ったものの、端から見れば自分も同じように見られているのだなと思うと恥ずかしくなりました
内容は最高でしたが、反省するべきサイクリングとなりました
今後は三浦半島でサイクリングを楽しもうと思います