2020.11.30 大観山~芦ノ湖~大涌谷
週間天気予報でどんどん気温が下がっていくのがわかったので、箱根は最後かなと出かけてみました。大涌谷は行ったことがなかったのですが、仙石原より近く標識もでているので、簡単に行けるだろうと特に調べずに出発しました
これが大きなまちがいだったとあとで知ることになります
湯河原から椿ラインを上って大観山へ
上り坂は体が熱く、汗を大量にかきました。冬の気配を感じる山の冷気が、心地よく感じます
山頂からは澄みきった青空と芦ノ湖と富士山が、きれいに見えました。11時で日も高くなっていたのですが、辺りの気温は5℃、急いで防寒具を身につけました。そして芦ノ湖まで一気に下ります
上っているときは暑くても、下りはすっかり寒くなりました。芦ノ湖は空の色が映りこみ、とても美しかったです
ここからははじめてのところに踏み入れます。途中にシンジくんがいました。箱根は到るところにエヴァ関連のものがあります
芦ノ湖湖畔を北上し大涌谷を目指します
九頭龍神社の遊歩道を通りました。車がない代わりに歩行者がいるのでのんびり安全に進みます。落ち葉が多く、気をつけました
そのあとは道なりに進んで、坂を下りました
標識に気をつけたつもりがいつの間にか仙石原まで下っていました、道を間違えていました
改めて道を調べてみると大涌谷は標高が高く、けっこうな上り坂であることを知りました
しかも道を間違えてしまったので、7kmほどのヒルクライムになってしまいます
このまま仙石原から帰れば上り坂はなく、スムーズに帰れます
「逃げちゃだめだ」
さっき出会ったシンジくんの声が聞こえたような気がします。大涌谷に向けてペダルを漕ぎます。上り坂はいつもつらいのですが、間違えて引き返す上り坂は尚つらいです
温泉荘地域と呼ばれる場所の姥子通りを通りました、勾配がきつくまた力尽きそうになります
「逃げちゃだめだ」
シンジくんに後押しされて姥子通りを抜けました。ここを抜ければ大涌谷まであと少しです
標高は1000mほどで、先ほどの大観山と同じくらいの標高になります
汗を大量にかき、身体中が熱くなっています
さぞかし気温が高いのだろうと思っていると、大涌谷入口の気温計は6℃でした
まちがいはありましたが無事に大涌谷に到着しました
あたりに硫黄の匂いが立ちこめ、木々も枯れ果て、土の色も変わり異様な景観でした。はじめて訪れて、とても印象的な光景でした、つらくても来てよかったです
このあとは一気に箱根湯本まで下りました
籠屋清次郎の玉ねぎ棒を食べました
できたてで温かくて、とてもおいしかったです
ダウンヒルで芯まで冷えた身体を温めてくれてくれました
おみやげで買ったチョコレートもおいしくてかわいらしくて、とても満足な1日になりました
箱根くらいのヒルクライムは寒さが厳しくてもう無理かなと感じました
そのなかでとてもいい思い出ができて、嬉しかったです