すみおのはじめてのロードバイク日記

40近い運動不足男性の、ロードバイクはじめて日記です

2020.08.18 椿ライン~大観山

記録的に長い梅雨が終わったかと思うと、記録的に暑い夏がやってきました

長時間のロングライドは体を壊してしまうと思ったので輪行にトライしてみました

横須賀駅から輪行の準備をします



今回の自転車はミニベロ(小径車)birdy classic、折りたたみ自転車なので輪行に非常に適しています。ロードバイクだと輪行準備に30分以上かかりますが、この自転車なら 3分で完了します


スカレーに挨拶して、始発の電車に乗り込みます

大船駅を越えたあたりから、いつも自転車で馴染みの風景を車窓から眺めることができます。朝日に色づけされて命を吹き込まれる町の景色に見惚れていました

車窓からの景色を楽しんで、目的地、湯河原駅に到着しました


自転車で来ている時はここまで70km、また小田原までの平坦な道が一変し山を越えることになるので疲労も溜まっています。ドラゴンクエストだったらコマンドの枠は真っ赤になっています。ところが輪行だと疲労は 0、快適な状態でヒルクライムがスタートできます。そう、ここからおよそ20kmの上り坂、椿ラインに突入します



椿ラインのはじめは懐かしい雰囲気の佇む温泉街からスタートします。いつもは疲労と残りの体力を考えて立ち寄れない場所に行ってみました。ロードバイクとは異なり小回りも効くので様々に写真を撮ってみました



スタンドもあるので写真も撮りやすいです


温泉街を越えると林道となり、ヒルクライムらしい景色になってきます。早朝であることと、曇っていたので、暑さに対してはそこまで心配せずに済みました。緑のトンネルも陽射しを和らげてくれます


天気予報では晴天だったのですが、山の天気は変わりやすく急な雷雨もあり得るので、先が不安になります。13km地点、しとどの窟で休んでいると霧も出てきました


この地点になると汗も吹き出し、全身汗まみれです、自転車に乗っていると汗がフレームにぽたぽたと落ちていきます。1時間もミニベロでヒルクライムをしていると、できないことはないけど、向いていないということがよくわかりました。それでも良かったと思えるのはミニベロの速度と高さでしか味わえない景色を楽しめたことです

標高が100m高くなると気温が0.6℃下がります。空気がひんやりしてきたのを感じ始めると、緑のアーチから青空がのぞき始めました


ミニベロの良さは漕ぎ始めが楽なこともあります、立ち止まって写真を撮ったあともスムーズに漕ぎだせます

頂上近くになるとすっかり晴れて、山の景色を眺めながら進むことができました



そして大観山山頂に到着、富士山は見えなかったですが、美しい山と芦ノ湖はくっきりと見えました。 6月は三回上りましたが、晴れ渡った景色は見られなかったので、これで満足です。山頂にミニベロっていうコラ画像みたいな写真も撮れました


遠雷が聞こえ始めたので芦ノ湖へと下り、宮ノ下交差点を通って、 1号線、箱根湯本へ。

ロードバイクでは停める場所も限られるので、お店に立ち寄ることも難しいですがスタンド付きのミニベロなら簡単です。おみやげを買って、焼きモンブランを食べました、疲れた体に甘いものが染み渡ります


小田原駅まで進んで、輪行バックに詰めたら駅前のファミレスで昼食を摂りました。ロードバイクで食事のためにお店に入ると盗難が心配ですが、荷物として一緒に入れたので気が楽でした

帰りは横浜駅まで出て、通勤定期のある京浜急行の駅まで帰ろうかと思っていました。ところが小田原駅から横浜駅とJR横須賀駅は金額がいっしょで、乗り換えはあるもののJRの方が早いことをはじめて知りました。そこで今回は横須賀駅で下車しました

ヴェルニー公園から眺める横須賀の景色も、いつもとは変わって見えました


またひとつ夏の大切な思い出が増えました

ちなみに翌日は普段使わない筋肉を使ったせいか、体の痛みに悩まされました

ミニベロはロングライドとヒルクライムに向かないとよくわかりました

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