2019.03.05 汐入駅~大観山 160km
先日横須賀から伊東まで行ってみて、けっこう坂道を上ったので、箱根に行ってみようと思いました。箱根町自体はそれほど大きくはないのですが、山によって分断されているため目的地を定めてもルートが複数存在し、迂回路を強いられます。また自動車専用ルートもあるのでよく調べて出発しようとしました。
この日の江ノ島
目的地は大観山、晴れていれば山中湖と富士山が同時に収まる眺望が楽しめます。様々なサイトを見ると大観山にアタックするのは湯河原から行くルートが紹介されていました。湯河原まで出るのは面倒なので最短ルートを探してみると、Google検索では横須賀から向かうと箱根湯本を通過して畑宿を通り、芦ノ湖に出て大観山にアタックするルートが最短であると出ていました。標高差が出ないので困難さは不明でしたが、最短ルートであることを信じて向かいました。
そしてそれはあっさり裏切られます。
ひとまず箱根湯本までは普通の道が続きます。箱根湯本は観光明媚な町並みが続きます。そしてその後は次第に坂道が多くなり、蛇行する道が続きます。
畑宿までたどり着くと民家がちらほらと出てきて、地元の人に道を聞くことができました。
大観山に行きたいことを告げると恐ろしい返答が
「方角的には逆だけど、ここまで来たら進んだ方がいい。ただし延々と上り坂が続くよ」
ここから思いがけないヒルクライムが始まります。
どうもそれは七曲りと呼ばれるロードバイク界でも屈指のヒルクライムの難所らしいです。
案の定、立ち止まり、休み、自転車を押しました。
その後調べるとヒルクライム好きな方はこのまま上るそうです、自分には無理でした。
ちなみに七曲りと云っておいて、7回以上曲がります、嘘つき。
その後芦ノ湖に到着しました。湖畔のセブンイレブンで一休みします。湖畔はきれいな観光スポットになっていて、目を楽しませてくれます。
そして今回の目的地、大観山へgo
椿ラインをなぞって坂道を上ります。七曲りに比べれば上りやすく、あっさり頂上が見えてきました。と思ったら今回のライド、最大の難関が出てきます。
そう、パンクです。
頂上まであと少しのところで後輪の空気がなくなっていました。なんとか広いスペースのある場所を確保して修理に挑みます。
一度自転車屋さんで教えてもらいましたが自分だけでするのは初めてなので思い出しながら、ネットで確認しながら交換します。
なんとか空気を入れることができて大観山頂上まで到着しました、曇っていて富士山と山中湖は見られませんでしたけど、箱根の雄大な山々が圧巻の景色でした。
帰りのルートは湯河原経由で帰ることにしました。距離的には最短でもアップダウンの激しいルートなので、難易度の低い方を選びました。
こんな感じです
湯河原まではとにかく下ります、1回もペダルを回さなかったような気がします。下り坂から湯河原の温泉街が望めます。足をとめて写真に収めました。
そして湯河原から小田原に向かう途中でまたタイヤの空気が抜け始めました。もう一度空気を入れてなんとか小田原付近まで辿り着きました。
米神というバス停でまた空気が抜け、入れることができなくなりました。出張修理をしてくれる自転車屋さんに電話して修理をお願いしました。
そこで話を聞くと私の修理ではチューブの入れ方がよくなかったようです。無理やり押し込んでいたのでチューブが裂けてまたパンクしていたようです。
修理が終わったのが17:30、134号線に辿り着く頃には真っ暗になっていました。道幅が広いのでスピードをあげる自動車、トラックが多くいます。とにかく注意して進みます。パンク修理は4000円でしたけど、プロの手で保証されているものなので空気を気にせず走れたのが幸いでした。
その後なんとか横須賀に到着、翌日は全身筋肉痛になっていました。
大変なこともありましたが自分だけの思い出がまたひとつ増えて、楽しかったです。