珍しく 3連休があり、23、24が温暖なようだったので、ロングライドに出かけてみました
とはいっても冬なので、標高の高いところは避けて、暖かいところ、伊豆半島にしました
伊豆半島の海沿いは高い山こそないものの、アップダウンを繰り返しつらい道のりになると様々なブログに書いてありました
そこで 3連休の 1日目はしっかり休み、 2日目の朝早くから出かけようと思いました
様々なブログに「伊豆イチは反時計回り、西側から巡るのがいい」と書いてありました
それを参考にするなら往路から輪行したり、箱根峠を越えなければならないので自走で横須賀から海岸線を辿って行こうと考えました
そしてこれは考え直すべきだったとあとで知ることになります

連休の 1日目は寒さ対策のためウェアを揃えました。パンツ、手袋、インナーでけっこうな値段になります。ですがそれが自分を守ってくれる最強の装備になりました

23日の出発は 4:30、いちばん冷えている時間です。最高の装備をまといましたが、なければ進むことができないくらいの寒さでした
日の出とともに気温が上がる予報でしたので夜明けを待ち遠しく感じました
おそらく鬼殺隊の誰よりも夜が明けるのを願っていました。小田原あたりで陽の暖かさを感じ始め、熱海に着くころには暑くてウエアを脱ぎました

伊東に向かうまでもアップダウンは多いのですが、相模湾の美しさに励まされます

道の駅でひと休み

陽射しがとても心地よく、市街地なので平坦区間で進みやすかったです。進行方向に太陽があるので日焼け止めをするべきだったかもと思うほどでした
伊豆半島は自転車に優しいところで、山奥でも太平洋岸自転車道のナビが途切れることなく設置され、ルートは安心して進むことができます

伊豆半島は基本的にヒルクライムです。写真のような山道が基本です。のどかで平坦な海岸線を想像していると裏切られることになります
標高の高いところはないのと温暖な気候で、冬でもヒルクライムを楽しみたい方には向いていると思います。300mくらいの山を何度も上り下りすることになります
それでも時折見える海は絶景で、来てよかったと感じさせてくれます

海岸線まで山が突き出ています

冬で湿度も低いので伊豆諸島がよく見えます

下田に着くと久しぶりの平坦区間とリゾート地の景色が出迎えてくれました

ここから南伊豆までまたアップダウンが続きます。そしてなんとか日没前に今回の宿、休暇村南伊豆にたどり着きました

ここに来るまで横須賀から大観山を往復したくらいの獲得標高になっていました
go toキャンペーンのおかげでこんな一家で泊まるような部屋も3700円でした。海の見える部屋で、清潔でとても満足しました

ただ館内レストランの食事がビュッフェ形式とはいえ6500円、酒類別料金だったので近くの食事をとれるお店を探しました
数が少ないのと19時には閉まるお店がほとんどです、最寄りのコンビニまでは片道2kmあり、タクシーもないので事前のチェックが大切だと感じました
なんとか最寄りのお店を探し、夕食をとりました

つまみはたんぱく質中心に頼みました

食事は南伊豆のお刺身を食べました

ボリュームも味もとても満足できました
瓶ビール2本と南伊豆の幸でレストランより安く済み、ありがたかったです
早い時間に着けたのでコンビニ飯にならずによかったです

ホテルに戻って大浴場で体の芯まで温まりました。風呂上がりにまた部屋で晩酌しました
南伊豆の波の音を聞きながらのんびりと過ごしました
明日は今日より距離も少ないから少しは楽だろうと考えながら布団でまどろんでいると、あっという間に眠りに落ちていました

そしてこれが大きな誤りであると翌日知ることになります