2019.10.30 2019.10.31 南房総半島 340km
10月は日本海まで行ったり、出勤前に乗ったりしたので、けっこうな距離を走っていました
あと340km乗ったら今月だけで1000km走ったことになることに気がつきました
30と31が連休で、秋晴れ、風もないので思いきって2日間で340km乗るための計画をたてました
以前東京湾フェリーの回数券を買ったのですが、9月にきた台風15号の影響で南房総半島は大きなダメージを受けました
道路、電気、水道、電波も止まり、しばらくは南房総に行くのは困難であると思い、足が遠のいていました
その後被害報道はされているものの、千葉県の都市部でのことで、南房総はあまり含まれていませんでした
それにこのところ峠や坂道が多く、久しぶりに海岸線を走ってみたいと思い、行ってきました
30日は金谷から鋸南町、保田から長狭街道を通り鴨川へ抜けて海岸線を通って金谷へ戻ってきました
以前通っていたいつものルートになります
南房総はやっぱりいいところです
のどかで、交通量も少なくて、信号も少ない
自転車で得られる疾走感を存分に味わえます
それでいて道の駅は多く、休憩に困りません
まず南房総を横断するこのルートは、最初に豊かな田園風景から始まります
そして台風15号で大きな被害を受けた道の駅保田小学校は、ほぼ通常営業となっていて、若い人も多くフォトスポットで撮影していました
そのあとは棚田大山千枚田へ
この上りの道を抜けると安房の東側へ、太平洋が出迎えてくれます
この時期朝晩は冷えますが、日が高くなってくると夏のように感じます
朝昼の温度差が10℃以上あり服装の注意は必要ですが、暑すぎたり寒すぎたりするよりは耐えられます
鴨川以南の海岸線は切れ目なく続く水平線が東京湾とは異なる海の姿を見せてくれます
サーファーも多く、まだまだマリンスポーツを楽しんでいました
この日はたくさんおみやげを買って帰路に着きました
翌日31日は横断はしないで、海岸線に沿って鴨川まで往復しました
距離にして170km
基本的には平坦ですが、多少のアップダウンはあるので走りごたえはあります
海風を浴びて心地よく走れました
食事は道の駅和田浦でとりました
クジラの標本が出迎えてくれる珍しい道の駅です
南房総では海の幸が豊富にあります
今回はさんが焼き定食にしました
なめろうは今でこそ居酒屋でも定番のメニューになっていますが、そのなめろうを焼いたものがさんが焼きになります
捕った魚をすぐに食したものがなめろうで、日持ちするように焼いて屋内、さんが(山家)で食したのでさんが焼きと云うそうです
なめろうも、さんがも南房総の郷土料理で豊かな海の幸が産み出したものになっています
南房総にはまだまだ他の郷土料理があり、次の楽しみにとっておきたいと思います
ブルーシートに覆われた家屋や倒壊した建物など痛々しい姿は目につきますが、寸断された道路もなく水道、電気、電波も問題ありませんでした
完全復旧、復興にはもう少し時間がかかるのだとは思いますがフェリーに掲げられたPOPの通り、南房総は多くの人のお越しをお待ちしているようです
そしてこの2日間で約340kmを乗り、1ヶ月で1000km、走破できました
今後はどこに行こうかと楽しみに考えています