2019.08.07 汐入駅~大観山 180km
この日はもともと自転車乗りたいなと思っていましたが、朝起きたらのどが痛くて、風邪かなとは思いましたが、思いきって出かけてみました
昨年の8/3にはじめてのロードバイクを買って、その2週間後くらいに熱海にロングライドに行きました
手が痛くなったり、おしりが痛くなったり、突然の風雨に悩まされたり、
潮風の心地よさを教えてもらったり、海の美しさを改めて教えてもらったり、達成感の充足感を教えてもらったり、
ロングライドのつらさも、それを十分上回る楽しさを教えてもらったのも、昨年の熱海へのライドでした
それから約1年、自転車のチューンアップ、さまざまな装備も揃えて、いろいろなところに行って、新幹線に乗って輪行もしたり、自転車、旅の楽しさを知りました
そして今、新しいロードバイクも購入し、改めて熱海方面へのライドにチャレンジしたかったのです
梅雨明けの江ノ島の景色、青さが目に染みます
国道134号線は2~3車線の大きな道路で、大きなトラックもスピードをあげて走行しています。大きな危険をはらんでいるので、後方に注意して時には止まってやり過ごします
1号線に入ると生活道路になります。交通量も減り、比較的に安全で、両側を国道沿いの商店に挟まれるので、海風もなく、走りやすい道路が続きます
小田原を越えると真鶴道路を含む、135号線へ入ります
この時間になると少し太陽も高くなって、海のきらめきがより強く感じます。135号線の景色は134号線と異なり、砂浜ではなくごつごつとした岩肌の海岸線が続きます。道路が海に近く、その美しさに目を奪われます。解放感あふれる道路で海風も気持ちいいです
ただし歩道もなく、道路も狭く、路肩も草がはみ出して安全面に気を使う道路になっています
真鶴に入り、そこから湯河原駅までは走りやすい道路になります。湯河原温泉入口の交差点を右折して湯河原駅を目指します
この交差点を直進すると去年訪れた熱海へ行けます
去年の自分と比べると体力は残っているし、早くたどり着けたと思います。また134号線と135号線は去年よりマナーよく走れたと思います、その方が今後も安全に走れると感じます
湯河原駅まで70km、さらに今回の目的地を目指します
湯河原駅過ぎてまずは椿ラインへと入ります。椿ラインまでは山あいにホテルやお土産屋さんなど観光地の風景が続きます
木陰や川沿いは涼しさを感じます
椿ラインに入ると本格的な山道が続きます、ここからはゴールまで自動販売機もありません
木陰は涼しいのですが、途切れると汗が吹き出します。用意してきた水を被るとみるみる涼しくなります、熱中症対策にはこれがいちばんだと思いました
先日のヤビツ峠は多くのロードバイクを見かけましたが、ここ椿ラインはまったく見かけません
それだけの難所であるということだと思います
しとどの窟でひと休み、トイレがあるのが助かります。空のペットボトルに水を入れようと思いましたが、「飲めません」の注意書きが
浴びて被れても嫌なのでやめておきます
この辺りまで来ると暑さはあまり感じません
標高が100mを越えると0.6度気温が下がるので、今まで走った海岸線とは雲泥の差があります
空気も澄んで、雲も少なくなるので見おろす景色がとてもくっきり見えます
残り8km、進みます
ここからは勾配が少し高くなり、より体力を消耗します。100m進むのも大変です、休み休み進みます
残り2km、スポーツドリンクも尽きて体力もなくなりその場で動けなくなってしました
引き返すことも考えましたが、この状態で長い下り坂は危険と考え、ゴール地点で休憩し、回復してからスタートすることにしました
と云っても体力もない状態で2km進むのはなかなか大変でした。いつもなら10分もしない距離なのに、この時はとても長くかかりました
でもそのあとは疲れを癒してくれる絶景が待っていました
芦ノ湖と箱根の山々が見渡せる絶景ポイントでした
晴天に恵まれ、疲れも吹き飛びます
アネスト岩田スカイラウンジというサービスエリアがあるので、しっかり休ませてもらいます
室内より外の方が涼しくて、景色を眺めながら休憩をとりました。建物の中はオートバイに関するものが多く飾られ、ツーリングを楽しむ人が多い場所のようです
ここまで湯河原駅から20kmの坂道、出発してから90kmありました
体力を回復させて帰路に入ります
湯河原駅まで戻ると気温が一変、まとわりつくような暑さにみまわれます。コンビニで水を買い足し、時々浴びて海岸線を進みます
江ノ島を越えると渋滞が起こっていました。止まっている車が風よけになってかえって進みやすくなっていました
後ろからオートバイが来ると道を譲ります。以前はできなかった気配りをする余裕が出てきました
横須賀に着くと日没になっていました
太陽が出ている時間、ずっと外にいましたが、スポーツ用の日焼け止めを使うことによってまったく日焼けしませんでした。汗や風で流れてしまうこともありませんでした
ロードバイクを買って1年、久しぶりの長いロングライドでいつもの横須賀の海も感慨深く感じます






