すみおのはじめてのロードバイク日記

40近い運動不足男性の、ロードバイクはじめて日記です

2021.09.23 大観山

最近の休みはすべて教習所に使っていたので、ロングライドに出かけられずにいました

ところがこの日は教習所自体も休み、快晴だったので久しぶりのロングライドに出かけてみました


大観山は快晴だと富士山と芦ノ湖を見渡せるお気に入りの絶景ポイントなのですが、雲や霧が出てその絶景を楽しめないことも多いです

ところがこの日の天気予報は快晴だったので、それを信じて出かけてみました


祭日なので交通量が増えないように 3時に家を出ました。朝はひんやりと涼しく、進みやすかったです


せっかく朝早く家を出たので 135号線を使いました。もう少し遅い時間だと交通量が増え、根府川に迂回しなければなりません

坂道なので体力を温存したいので海沿い、135号線を通りました

海が近くてとてもすてきなコースです



そのあとは湯河原に抜けて、20kmのヒルクライムがスタートします


久しぶりのロングライドとヒルクライムで

体は驚いていましたが、山中の自然の景色や振り返れば遠くにみえる歪みの町並みが、ヒルクライムの楽しさを教えてくれました




そしてとうとう大観山山頂に到着

絶景はばっちり見えました

久しぶりのロングライドで疲れた体を癒してくれる絶景でした

久しぶりに自転車に乗る楽しみを思い出しました。そしてどこかに行くなら自動車より自転車の方が気持ちいいと感じました



自転車用の出入り口が作られていました



この日の最高気温は30℃、それでもここは24℃しかありません。山頂の風も心地よく、ずっととどまりたい気持ちでしたが名残惜しい気持ちで山道を下り、芦ノ湖で昼食を摂りました



密を避けるためにコンビニ食ですが、芦ノ湖の景色を見ながらだととても贅沢な食事に感じられました


箱根湯本まで下るとたくさんの観光客で賑わっていました

おみやげは焼きモンブランを買いました



とてもおいしかったです



小田原から江ノ島まではとにかく暑かったです

もう少しで10月だというのに、アスファルトと車の放射熱で真夏のような暑さでした


そして江ノ島近辺もとても人出が多く賑わっていました


稲村ヶ崎を越えると徐々に車も減り、風が通ることも多くなり、暑さも和らぎました



早めに家を出たおかげで、だいぶ明るい時間に帰宅できました

久しぶりのロングライドは大変でしたが、箱根と湘南の美しい景色に癒されて、とてもいいリフレッシュになりました

2021.06.09 渋峠

渋峠、自転車に乗る人にとって特別な場所です


群馬県と長野県の境に位置し、国道292号線の最高地点にあります
その標高は2172m、日本の国道では最も高い場所になります
毎年11月から 4月まで積雪により冬期閉鎖されています。しかも昨年は火山活動が活発化し夏季も閉鎖されていました


今年はそれも解除され SNSに景色テロと呼ばれる渋峠の画像が多数アップされました。 5月初旬までは雪の回廊と呼ばれる道を進むことができます
そんな景色テロの被害にあい、今回のチャレンジを思いつきました


草津は現在、渋峠にアタックする最後の補給ポイントです。宿でしっかり準備を整えます
大浴場が朝から入れたので、体をほぐしました
ここから先は20kmのヒルクライムが始まります


出発は 8:30、草津は標高が1000mを越えているので少しひんやりします。ヒルクライムで体が熱くなるのでちょうどいいです


スタートするとすぐにヒルクライムらしい景色が広がってきます。木漏れ日が光のシャワーのように感じられます
青く色づいた木々、心地いい虫の音、夏が近づいているのを教えてくれます



昨日の草津町までの10kmのヒルクライムは斜度もきつく大変でしたが、ここからはそれも緩くなり比較的上りやすくなります
弾む鼓動と流れる汗がヒルクライムの楽しさを教えてくれます


とは云っても殺生河原付近になるとだんだんつらくなってきます
渋峠は活火山帯であり、硫黄などの有毒ガスが発生する地帯があります
殺生河原は停車し続けると文字通り死んでしまうので、ペースを乱さず上ります



その辺りを越えると景色がまた変わってきます
樹木が少なくなり虫の音も聞こえなくなります



所々レストハウスがあり、本来であれば休憩スポットなのでしょうが現在は新型コロナウイルスのためか封鎖されています




トイレも封鎖されているので補給や休憩も含め考慮が必要です
オートバイやロードバイクの人が多くいました
平日なのにとても人気のスポットです
森林限界も近づき、別世界のような景色に出会えました。遠くに見える草津の町もここまで上ったんだと感じさせてくれます




雪の回廊は見られませんでしたが、とても見通しがよく、好天に恵まれたので景色を堪能できました



そしてついに渋峠山頂に到着!



しかも横須賀から自走でチャレンジしているので、見える景色も感動も格別です



ここから少し先に渋峠ホテルがあり国道最高地点到達証明書を発行してくれます



が、まさかの休業。次に来る楽しみができたと思うことにしました



標高が2000mを越えると地表とは12℃気温差があります。しかもここからは30kmのダウンヒルが始まりますので用意してきた冬装備を着込みます。アウターとグローブ、ロングパンツ、ネックゲイターと完全な冬装備です




持ってきて正解でした。夏の昼間でも体の芯まで冷えるのに時間はかかりませんでした



ダウンヒルは色と音が失われた景色が徐々に色を取り戻し、地面から木々が生え、虫の音が聞こえ、生命を取り戻していく様が神秘的でした



帰りは長野原草津口駅から輪行しました
高崎駅と東京駅で乗り換えて横須賀を目指します。東京からは高層ビル群と満員電車で、もう先ほどまでいた渋峠が恋しくなりました


横須賀駅は輪行スペースと空気入れもあり自転車に優しい駅です



いつも見ている横須賀の海に着くと無事に着いた安堵感と、旅のすばらしさがこみ上げてきました



少し早いですが大切な夏の思い出ができました



何の気なしに買ったおみやげに大嘘が
ゆったり のんびり やすらぎの旅
ではありませんでした

2021.06.08 横須賀~草津

草津よいとこ 一度おいで
というので行ってみました
結論から言うと、自転車で行くべきではないなら歌詞につけ加えてほしいです
ルートを簡単に準備して出発しました


そして交通量の少ない時間に都心を抜けられるように朝早く出発です
第一京浜を通って東京都内へ
ビル群に囲まれている道中はシン・ゴジラのヤシオリ作戦の音楽が脳内で響いています


都内は環七を通ったり、板橋区の抜け道のようなところで急いだ通勤の車とすれ違ったりと危険をはらんだところがあり、注意しながら進みました


西高島平駅のそばから荒川沿いに出ました



荒川はサイクリングロードもあるものの、所々分断されたり、分岐したり、未舗装だったりと多少走りにくい所もありますが、23区と比べたら格段に進みやすいです



河童や星や金星人に出会うことなく埼玉県へ




荒川沿いから利根川サイクリングロードへ乗り継ぐ際、さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道というところを通りました



道中は木陰もあり暑さをしのぎながら進めます



のどかな田園も心癒してくれます



サイクリングロード内にはくつろぎやすい公園もあります。空気入れやシャワールームもありました



深谷市市街地を通って利根川サイクリングロードを目指すのですが、国道17号はけっこう交通量が多く、慎重に進みました
市街地はアスファルトや車の放射熱、排ガスで暑さに苦しみました。先ほどまでサイクリングロードにいたのでなおのことそれを感じます
深谷市から伊勢崎市へ、いよいよ群馬県に到着しました


ここからまた利根川サイクリングロードを利用することになります。きれいに整備され暑さと車に苦しめられることもなくスムーズに進めます




サイクリングロードはスピードが出しにくいという欠点はありますが、涼しく、安全なので制限時間があるわけでもないので、のんびり進みます



道中には公園が設置され、足湯がある道の駅もあり、旅気分を満喫できます



利根川サイクリングロードも終わり、起点の渋川市金島を越えると景色ががらりと変わります




地元神奈川県では見たこともないような景色が広がります
連なる山が波のように幾重にも重なっています



この辺りになると電車の駅より道の駅の方が栄えています。コンビニも道の駅のそばにあるような気がしました



そして長野原草津口駅へ到着
紛らわしいのですが、長野県でもなければ、草津町でもありません
群馬県長野原町というところになります


そして草津町までは10kmの上り坂になります
覚悟はしていましたが、225km走行の後に標高1000m地点を目指してヒルクライムは本当にきついです


コンビニなどの休憩地点や街灯もなくなり日も落ちた山あいを進みます
ヒルクライムで暑くなった体もすっかり寒くなります


ある日 森の中 くまさんに 出会った
ら大変なことになるので、森をとにかく早く抜けました


なんとかくまさんに出会わずに予約したホテルに到着!



今は新型コロナウイルスの影響で草津町の定食屋が軒並み閉まっていました


食事はコンビニで揃えコインランドリーへ
21時までに行かないと閉まってしまうので、急いで行きました。翌日も洗濯されていないウエアを着たくありません
そんなコインランドリーの値段は
900円!
リゾート地だから高いのでしょうか
宿は破格の4000円だったので受け入れました
安くても部屋は広いし、自転車を部屋まで入れられたので安心しました
大浴場の草津の湯とコンビニで買ったハイポーション2個、ポーション1個で疲れを癒しました



草津町までは実は通過地点
明日のメインのために早めに布団に入りました